10月に入ってもなお全国的にお米の品薄と価格高騰が続いています。今回は現役農家がお米品薄と価格高騰がいつまで続くのかを解説したいと思います。

お米品薄の背景には様々ありますが、その一つはインバウンドによりお米の需要が増えたからです。パンなどの食品価格が高騰し割安なお米にシフトしたと考えられます。

①生産力の低下

②猛暑により品質の低下（胴割れ米等）

③パンなどの食品価格高騰によりお米にシフト

④インバンドにより外食需要増

ほとんどの地方で新米の収穫が終わりを迎えているので、遅くとも10月,11月中にはお米の在庫が確保され全国に流通されると思います。

お米の価格高騰に関して、正直農家でも予測はつきませんが年内もしくは、来年1月,2月は価格高騰が予測されています。

全国に価格高騰が騒がれていますが、農家のお米の収益は去年とさほど変わらないのが現状です。食料品等の価格は上がっても農家の賃金は上がらない問題があるというこうと受け止めていただけたら幸いです。