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2024/10/20 19:00
【新米の炊き方のポイント】
1. 計量
炊飯器に付属しているカップを使いきちんとすり切りして量りましょう。料理用の計量カップを使用する場合は1合180ml、重さで量る場合は1合150gになります。
2. 洗米
はじめの水は素早く捨ててすすいでから洗米します。特に新米は米粒がやわらかいので、洗いすぎは禁物。短時間でやさしく洗うようにしましょう。
3. 水加減
普通に炊いてみてベタつきが気になる時は、水加減は少なめに設定します。お好みに合わせて、1合あたり大さじ1程度水を減らします。
4. 浸水
普通の白米30分に対して、新米の吸水時間はやや短めにします。季節が進み気温が低くなるにしたがって吸水時間は1時間ほどにします。浸水後は5分程度ざるで水切りしましょう。
5. 炊飯
粘りが出やすいので、通常よりも高火力・短時間で炊き上げます。最近では新米モードのある炊飯器もありますが、ない場合は早炊きモードがおすすめです。
6. 蒸らし
蒸らし時間は短めに。蒸らしが炊飯時間に組み込まれている炊飯器の場合は、プラスの蒸らしは不要です。
7. 炊き上がりのほぐし方
余分な水分を逃すように、ごはんの底の方から大きくやさしく返します。炊き上がった新米ごはんはふっくらとしてやわらかいため、かき混ぜすぎるとつぶれて粘りが出てしまうので注意しましょう。
いつものように炊き上げてから、次からはお好みに合わせて調整していくのが、新米を最大限においしくいただけるポイントですよ。
【新米の楽しみ方】
塩むすび
言わずと知れた、ごはんのおいしさを一番味わうことができるシンプルな食べ方です。
きれいに洗った手に粗塩を振って、粗熱をとった炊き立てごはんをふっくらとまとめるようににぎり、あたたかいうちにいただくのがおいしさの秘訣です。
土鍋で炊く
土鍋で炊く新米は、うまみが引き出されよりいっそうふっくらとおいしく炊くことができます。おこげができるのも土鍋ならでは。火加減などのコツをマスターして、土鍋ごはんで新米の最大限のおいしさを味わいたいですね。